いーいねえ
- 2008/03/17
- 23:23
さて、念願の<こたまとアート> 絵の具を使わせる機会がやっと来ました。
今回使った絵の具は ニッカーのデザイナーズカラー すなわち ポスターカラー
三原色+白黒も考えたのですが 彼女が何色を選ぶのか興味アリ。
安心素材でできている絵の具は。。。 教室には在庫切れ。。。。。
注文して来るのを待つのは時間がもったいない
何しろ 思い立ったが吉日女ですから
何より こたまさんはものを口に入れない(食べ物は大量に入れますが)
指なめ等あまりしないので
さてさて いそいそと イーゼルを立て 厚めのベニヤ板をのせて
今日、使った紙は「長い紙」という画用紙。
要は全紙大を縦長に約30cmに切った画用紙。
以前、カリキュラム用に買ったもののお蔵入りになったもの
それだけでなく まだ、背の低い彼女に合わせ易いかと
大きさを備えながらも手が充分届く高さを備えた形は
横長だ!!
小さい子だからといって力が弱いわけではなく
むしろ 無謀に叩く行為、水で弱った紙を破く可能性もある
薄い紙は向いていない と それまでの彼女が描く様子をみて
感じていたので この「長い紙」は厚みも程よく備えていると
判断しました。
さて、紙を画鋲で止めて
垂れた絵の具の軌跡も残したいので
イーゼルの下にも紙を敷きました。
絵皿代わりの使わなくなった広めの白皿を使いました。
絵の具を選ばせます。
最初の色は朱色と赤と黄色。。。。。
選んだといっても箱の上にあったからという感じ。
彼女もこれから始まることに戸惑っている様子。
絵の具は私が描く傍らで見ていたり いたずらしたり 授業にお邪魔したりで
まったくの初めてではないけれど 本格的に準備しての状況は
びっくり!みたい。
でも、思ったより数回の経験を覚えていたのには私もびっくり
絵の具バケツの下には いそいそと 絵の具雑巾を敷いていましたし
筆をばしゃばしゃ バケツの中で洗うようなしぐさしてたり。。。。。
技は見て盗めを 実践しておったのだな よしよし!
今回は3cm幅の平刷毛を使用。
さてさて 開始!
お皿の上、刷毛でぐるりと絵の具を混ぜてはお~~~っと雄たけび
ヤッパリ嬉しいよねえ!
ぺたりんと絵の具を紙にのせては おお~~~~~っ

いいねえ!ぱちり
途中からやはりこの色ですか!の 黄緑色 と 黒を選びました。
いまだにクレパスで描くときも 緑系を選びます。
いいねえ!ぱちり!


私もいいねえ!こたまもいーいねえ!
お~~~っと何度声を上げたことか 楽しそう!
ちょっと間が空いたのを見計らって紙を二枚目に。。。
ここが判断の難しいところですよね
本人はまだ 完成の意思が無い。
描かせようと思えばいくらでも そうすると絵がごちゃごちゃになる
もしくは紙が破ける。それもありだと思いますが
今回は使った色が見える程度で紙の交換としました。
もちろん彼女の絵からの気持ち離れの瞬間を見計らって交換です。
指導といいますか ここにこの色のせてなんて ことは まったくしませんでした。
本人任せです。
刷毛の使い方、水の配分等もです。
絵の具を出す行為は蓋を開ける最初の段階で 力が足りない。
中部を絞るときに力が足りない。そういう時は手助けしました。
ただただ いいねえ! きれいだねえ! そんな色になったの?やってみたら?
の声がけ。
楽しそうな彼女の姿を見てたら手を出すなんてもったいなくって
彼女の時間を壊したくなかった。そう思いました。
行為全てが彼女にとって発見に繋がるのですから
そそくさとお皿を洗って(落としつつその色で母は遊び製作しました)
そして、紙は二枚目へ
今度も朱色、黄色が使われ そこに紫 黒 茶 緑が 使われました。
二枚目は描く行為=紙に色をつけるより
絵の具を出す→混ぜることを楽しみ始めました。
紙にもしっかりのせましたが 楽しみのベクトルが変わりました。それも良しで!
三枚目にも進みましたが 三枚目はパワーダウン
さすがに疲れたか~
ちょちょっと載せて だっちたいよ~~(抱っこしてくったいの意)
でも 片付けはきちんとね
刷毛についた余分な絵の具も紙に擦り付けて 作品に
残った絵の具はできる限り少ない水分で溶いて(資源・環境配慮も大事)
それを紙に流したり お皿をひっくり返して ペタンこ したりして 作品に

絵の具バケツに入れる水も少なめにしました。
多めだと筆の水分補給、筆洗いの用を足さず水遊びに興じる可能性大。
(それもいいんです!が 今回は色づけ中心に運びたかったゆえ。
こたまさんが自分で判断、要求するようになるまではこのように進めます。)
と ここで お昼タイム!!
終了!
正味一時間半といったところでしょうか。
反省点、今後の注意点としては
●口に入れない子といっても ヤッパリ 味見してた(食い意地が張っているなあ)
ので 入荷次第 こどもにとって安全性を重要視しているものに変えよう ということ
指先についた色をちろっと確かめて まずいと思ったようで それからしませんでしたが
念のため
●母子ともども 汚れても良い服装
いつ 抱っこをせがまれるか分からないから いつも絵の具はついてよい服なんですが
●食事、おやつの準備をしておく
これは今回の失敗。おかずとご飯の用意はしてあったのですが
好物の味噌汁はあとで。。。は いけませんでした。
すぐに食べられるようにしておかないと
こたまさんもお腹がすきましたがそれ以上に母も。。。
腹が減っては戦はできぬ が 戦の後も腹が減る
●着替え。お風呂の準備。
全身作業ですから お湯を張らずともすぐにシャワー使える用意は
しておいたほうが ○かなと 全身絵の具をかぶってしまうこともあるでしょう。
お昼食べて さあ 散歩でも行くけ?
とアトリエのドアの前に立ったら
こたまさん。。。もっと~
第二ラウンドですか!?

黒 黄色 紫 緑
でも、午前中ほどはのらなくて 程なく終了。
こたまさんの純粋な製作作品は4点。
こたま&なんとなくできちゃった作品は2点
こたま&母作品は2点
母作品は2点
合計10点 初めての本格的な絵の具にしてはたくさんできたね。
意図的に描いていないので こたま作品というのはおかしいですが
ここではあえてそう言わせて頂くとして
彼女が純粋に 楽しんでいる 今欲しい行為に徹してる からこその
突き抜けた明るさはこちらまで気分爽快にしてもらいました。
出来上がったものをみても この間合いでこの色をのせますか!
このにじみがいいねえ
この配色絶妙! なんて 刺激を受けました。
そうそう 彼女が今回、覚えたこと たくさんあるとは思いますが
その中でも あらら なのは。。。。。
それは筆を画面におくたびに いーいねえ~~ いーいねえ~~と言うこと
私が発していた言葉を鵜呑みに。。。
ぐるっと色をのせれば いーいねえ
ペタットのせれば いーいねえ!
色を乗せるときの掛け声=いーいねえ!
と 覚えてしまったみたい。。。。。
一才8か月の思い出。
お昼寝はぐっすりでした。
今回使った絵の具は ニッカーのデザイナーズカラー すなわち ポスターカラー
三原色+白黒も考えたのですが 彼女が何色を選ぶのか興味アリ。
安心素材でできている絵の具は。。。 教室には在庫切れ。。。。。
注文して来るのを待つのは時間がもったいない
何しろ 思い立ったが吉日女ですから
何より こたまさんはものを口に入れない(食べ物は大量に入れますが)
指なめ等あまりしないので
さてさて いそいそと イーゼルを立て 厚めのベニヤ板をのせて
今日、使った紙は「長い紙」という画用紙。
要は全紙大を縦長に約30cmに切った画用紙。
以前、カリキュラム用に買ったもののお蔵入りになったもの
それだけでなく まだ、背の低い彼女に合わせ易いかと
大きさを備えながらも手が充分届く高さを備えた形は
横長だ!!
小さい子だからといって力が弱いわけではなく
むしろ 無謀に叩く行為、水で弱った紙を破く可能性もある
薄い紙は向いていない と それまでの彼女が描く様子をみて
感じていたので この「長い紙」は厚みも程よく備えていると
判断しました。
さて、紙を画鋲で止めて
垂れた絵の具の軌跡も残したいので
イーゼルの下にも紙を敷きました。
絵皿代わりの使わなくなった広めの白皿を使いました。
絵の具を選ばせます。
最初の色は朱色と赤と黄色。。。。。
選んだといっても箱の上にあったからという感じ。
彼女もこれから始まることに戸惑っている様子。
絵の具は私が描く傍らで見ていたり いたずらしたり 授業にお邪魔したりで
まったくの初めてではないけれど 本格的に準備しての状況は
びっくり!みたい。
でも、思ったより数回の経験を覚えていたのには私もびっくり
絵の具バケツの下には いそいそと 絵の具雑巾を敷いていましたし
筆をばしゃばしゃ バケツの中で洗うようなしぐさしてたり。。。。。
技は見て盗めを 実践しておったのだな よしよし!
今回は3cm幅の平刷毛を使用。
さてさて 開始!
お皿の上、刷毛でぐるりと絵の具を混ぜてはお~~~っと雄たけび
ヤッパリ嬉しいよねえ!
ぺたりんと絵の具を紙にのせては おお~~~~~っ

いいねえ!ぱちり
途中からやはりこの色ですか!の 黄緑色 と 黒を選びました。
いまだにクレパスで描くときも 緑系を選びます。
いいねえ!ぱちり!


私もいいねえ!こたまもいーいねえ!
お~~~っと何度声を上げたことか 楽しそう!
ちょっと間が空いたのを見計らって紙を二枚目に。。。
ここが判断の難しいところですよね
本人はまだ 完成の意思が無い。
描かせようと思えばいくらでも そうすると絵がごちゃごちゃになる
もしくは紙が破ける。それもありだと思いますが
今回は使った色が見える程度で紙の交換としました。
もちろん彼女の絵からの気持ち離れの瞬間を見計らって交換です。
指導といいますか ここにこの色のせてなんて ことは まったくしませんでした。
本人任せです。
刷毛の使い方、水の配分等もです。
絵の具を出す行為は蓋を開ける最初の段階で 力が足りない。
中部を絞るときに力が足りない。そういう時は手助けしました。
ただただ いいねえ! きれいだねえ! そんな色になったの?やってみたら?
の声がけ。
楽しそうな彼女の姿を見てたら手を出すなんてもったいなくって
彼女の時間を壊したくなかった。そう思いました。
行為全てが彼女にとって発見に繋がるのですから
そそくさとお皿を洗って(落としつつその色で母は遊び製作しました)
そして、紙は二枚目へ
今度も朱色、黄色が使われ そこに紫 黒 茶 緑が 使われました。
二枚目は描く行為=紙に色をつけるより
絵の具を出す→混ぜることを楽しみ始めました。
紙にもしっかりのせましたが 楽しみのベクトルが変わりました。それも良しで!
三枚目にも進みましたが 三枚目はパワーダウン
さすがに疲れたか~
ちょちょっと載せて だっちたいよ~~(抱っこしてくったいの意)
でも 片付けはきちんとね
刷毛についた余分な絵の具も紙に擦り付けて 作品に
残った絵の具はできる限り少ない水分で溶いて(資源・環境配慮も大事)
それを紙に流したり お皿をひっくり返して ペタンこ したりして 作品に

絵の具バケツに入れる水も少なめにしました。
多めだと筆の水分補給、筆洗いの用を足さず水遊びに興じる可能性大。
(それもいいんです!が 今回は色づけ中心に運びたかったゆえ。
こたまさんが自分で判断、要求するようになるまではこのように進めます。)
と ここで お昼タイム!!
終了!
正味一時間半といったところでしょうか。
反省点、今後の注意点としては
●口に入れない子といっても ヤッパリ 味見してた(食い意地が張っているなあ)
ので 入荷次第 こどもにとって安全性を重要視しているものに変えよう ということ
指先についた色をちろっと確かめて まずいと思ったようで それからしませんでしたが
念のため
●母子ともども 汚れても良い服装
いつ 抱っこをせがまれるか分からないから いつも絵の具はついてよい服なんですが
●食事、おやつの準備をしておく
これは今回の失敗。おかずとご飯の用意はしてあったのですが
好物の味噌汁はあとで。。。は いけませんでした。
すぐに食べられるようにしておかないと
こたまさんもお腹がすきましたがそれ以上に母も。。。
腹が減っては戦はできぬ が 戦の後も腹が減る
●着替え。お風呂の準備。
全身作業ですから お湯を張らずともすぐにシャワー使える用意は
しておいたほうが ○かなと 全身絵の具をかぶってしまうこともあるでしょう。
お昼食べて さあ 散歩でも行くけ?
とアトリエのドアの前に立ったら
こたまさん。。。もっと~
第二ラウンドですか!?

黒 黄色 紫 緑
でも、午前中ほどはのらなくて 程なく終了。
こたまさんの純粋な製作作品は4点。
こたま&なんとなくできちゃった作品は2点
こたま&母作品は2点
母作品は2点
合計10点 初めての本格的な絵の具にしてはたくさんできたね。
意図的に描いていないので こたま作品というのはおかしいですが
ここではあえてそう言わせて頂くとして
彼女が純粋に 楽しんでいる 今欲しい行為に徹してる からこその
突き抜けた明るさはこちらまで気分爽快にしてもらいました。
出来上がったものをみても この間合いでこの色をのせますか!
このにじみがいいねえ
この配色絶妙! なんて 刺激を受けました。
そうそう 彼女が今回、覚えたこと たくさんあるとは思いますが
その中でも あらら なのは。。。。。
それは筆を画面におくたびに いーいねえ~~ いーいねえ~~と言うこと
私が発していた言葉を鵜呑みに。。。
ぐるっと色をのせれば いーいねえ
ペタットのせれば いーいねえ!
色を乗せるときの掛け声=いーいねえ!
と 覚えてしまったみたい。。。。。
一才8か月の思い出。
お昼寝はぐっすりでした。
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